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『幸福の科学』撲滅対策本部★したらば営業所 資料集(by ウエスト氏)
元職員の(アルゴラブ氏)による、初期の霊言についての興味深い投稿がありましたので紹介します。

439 名前:アルゴラブ[] 投稿日:2010/11/15(月) 22:29:50
初期の成立過程について、虚実ないまぜと思われる記録もあったり、また、文証の緻密な分析もなされたりしておりますが、私の部分で、現段階までに開示してきた情報に少し追加と推論も加えて、とりあえず甚だ雑把ではありますが、少し整理しておきたいと思います。

まず、古今東西の思想を集約しようとする機軸は、父の中川忠義(善川)と長男の中川力(富山)によるものであることは間違いないでしょう。

善川はさまざまな思想宗教遍歴を持ち、その影響で富山は京大哲学科に進んでいます。
地元に帰ってからも、親子してコックリさんレベルの招霊術などしていたくらいですから、2人して日々宗教談義をしていたことは容易に想像がつきます。
徳島自宅に保管されていた蔵書も、ほとんどこの2人のものです。

一方で次男の中川隆(大川)は、徳島で善川と富山が、そうした活動をしていた頃は商社勤務で、社員寮では、同室の者におかまいなく大きな仏壇を置いて朝夕には法華経のお題目をあげ、また昼食中に同僚の狐を払おうとしたり、たいして実務能力もなく若くして閑職に置かれ、学生時代に発症した対人恐怖症から続く精神疾患の克服に悩み、父と兄の除霊活動からは基本的に逃げまくっていたようです。

ただし、富山が善川と行っている活動の影響で一時精神を病み(霊障を受け)、それによって活動からやや引いた時期に、大川に制御できない奇行が表面化し、善川はその研究に入り、それを本格的スピリチュアリズム的現象と考え、大川にもそのことを自覚させ、富山と2人が審神者(サニワ)となって、記録を取り始めます。

ただし、富山は、当時すでに畜産会を退職した善川に代わって一家の生計維持をする必要にも迫られており、また、審神者(サニワ)をした感触と自身の霊障体験からか、善川ほど入れ込むことなく、学習塾に専念しようとした様子です。

霊言記録は、善川がさまざまな研究家に検証依頼として送るも、専門家には相手にされず、しかし、霊好きの潮文社の社長に拾われ、ようやく出版の運びとなり、さらに読者の手紙から縁をもった原女史の御輿に乗って、主に善川の念願であった小規模ながら団体の体裁を備えるに至り、続いて大川は、会員の中から恭子と結納などしていた矢先に、富山が若年性高血圧症による脳溢血に倒れて、富山の支援が得られなくなった状態で、善川と大川は本格的団体運営に乗り出していくことになります。
流れとしては、ざっとこんな考えです。

初期から完全創作、ペテンかと言いきってしまえるかと言うと、必ずしもそうとは言えず、少なくとも善川のレベルまでは、気持ちとしては本物と勘違いしていたと思えます。

テープは確かに存在し、数人の研究家に送られています。
実はある方から当時の状況を収集しました。
色々あって現段階ではまだ全て言えませんが、話にならないレベルだったと。
ただ騙そうとするにはお粗末すぎ、高級なものと(病的に)思い込んでしまっている状態と考えたと。

大川自身は学生と社会人時代は、教祖になってからとでは想像がつかないほど、両親に対する愛着が強く、どこにいても手紙や電話を欠かすことがなかったようです。
東京とアメリカに敗れ、精神を病んで郷里に戻り、奇行が発症していた時、思いがけず善川がそれを有難がったことから、当初はそれに応えようとした面があったのではと思います。
その内面には、優秀な兄への羨望や劣等感、両親への愛着の裏返しの攻撃性などが複雑に絡んでおり、霊言という、絶対的な立ち位置に陶酔していくうちに、虚実の境界にも無自覚になっていったのではないかということです。

あと、初期の霊言集について、その格調と言うほどのものかどうかは別としてですが、出版前に目を通していた人物として、善川の姉の中川静子女史がいます。
直木賞候補に2度選ばれるレベルで、慢性呼吸器疾患を患いながら、郷土で活動を続けていた作家です。

善川は月刊誌や本のゲラを、名誉職になって連載などがなくなるまでは必ず、徳島の新町川河口に近い病院で長期療養をする姉の元へ茶封筒に入れて持ち込んでいたので、初期も当然そうしていたでしょう。
ゴーストライターというものではありませんが、大川単体による質と比べると、違いを醸し出していた要素にはなっていた部分と思います。

442 名前:アルゴラブ[] 投稿日:2010/11/16(火) 22:58:57
アイマイミーさん、日々ご聖業お疲れさまでございます(笑)
関連する小ネタを追加しておきます。

まず、中川静子さんについて。
ある時、徳島の会員さんの1人が静子さんの入院中の病院に突然訪ねていって、3~40分くらい延々と感謝の言葉を伝えて帰っていくという出来事があって、その方が帰ったあとすぐ、善川のところに「こういうのは迷惑で辛いから、再発しないようにして」と連絡してきたことがあり、その会員さんには、私がやんわり忠告しに向かわされたことがありました。
静子女史は、弟の善川の原稿の手直しの部分にのみ関与し、教団そのものには関係性はなかったようです。

初期の会員の安田氏について。
西荻時代のことですが、大川は善川に対して「安田はカミソリ」と評していたことがあり、善川も同様の評価を持っていたと語っています。
その後の四国での蜂起に至る点を考えれば、両名のその見方はそれなりに正しかったとも言えますが、初期の功労者を冷遇した経緯には、近くに置いておいたら虚偽を見抜かれるという恐れがあったのだろうと考えられます。

原女史について。
現在も調査中で、本当に小ネタですが、原さんはHS後、サイババに走ったらしいです。
それもまたやがて敗れるわけですが、とにかくそういうのを、強く求めておられたということのようです。
高橋信次が去り、自分が失った理想を、大川に投影しようとしたのではないかと思われます。
ですがやがて、その大川に疑念を抱き、絶望して去ったと。
そんな原さんですから、霊道など開いていたはずがありません。
腹話術の相手を務めたのは、強要によるやらせだったのか、思い込みのなせる業かは根拠を探索中です。

454 :エル・バカターレ ◆QE5knZpQ6Y:2010/11/18(木) 01:56:40
アルゴラブさん、ここ一連のお話で、私の中でだいぶ整理がついて来ました。

私は今の幸福の科学は「こんな団体、潰れてしまえ」と思っているのですが、初期の霊言集(最近のクズ霊言集ではありません)や改定前の「旧版・太陽の法3部作」「小説版・ヘルメス、愛は風のごとく」などは今でも心惹かれるものがあります。
まあ、どの神霊が何次元にいるとか、宇宙のどの星から人類の祖先が来たとかはどうでもいいのですが、「愛・知・反省・発展」「愛の発展段階説」「与える愛・奪う愛」などの教えは今も私の人生の指針です。
このようないい教えを説いている人が「なんであんなていたらくなのだ?」というのが今日までの私の疑問でした。
ですがアルゴラブさんの体験談を聞いていて、ようやく腑に落ちました。

善川さんはたしかに優秀な人なのでしょう。
俳句は作る、油絵も描く、地方新聞に小説を連載する。
多芸多才の頭のいい人だと思います。
でもそれは結局「二流レベルの頭のいい人」なのでしょうね。
その証拠に善川さんの生涯は成功や評価とは無縁だったように思います。

善川さんは職を結構変えていますね。
会社を作った事もあったようですが、結局経営不振で閉鎖したと聞いています。
職だけでなく、信仰もキリスト教、生長の家、GLAなどと宗教遍歴をしています。
要するに「どれも物にならなかった」と言えるのかもしれません。
世間の人より頭はいいのに、結局何一つ成功できなかった。
「二流レベルでプライドの高い人」がこだわるものは「一発逆転の自己実現」だと私の体験から感じています。

善川さんは今までの宗教遍歴での知識を生かし「エメラルド・タブレット」「神智学」「仏教」「キリスト教」「生長の家」「GLA」等の教えを自分なりに体系づけたのだと思います。
それを哲学的に補強したのが長男の富山誠氏、そして格調を与えたのが直木賞候補の作家・姉の中川静子女史なのかもしれないですね。

私は大川隆法氏を「つくづく芸術的センスのない人だな」と思っています。
数々の映画しかり、詩集「愛のあとさき」しかり「ビッグバン、ニューホープ、ミラクル、サクセスNo1」と言ったネーミングしかり「幸福の科学学園」の校歌しかり、東京ドームでの衣装しかり、何よりあの髪型&ファッションセンスは何者だ?と思っています。

こんなセンスのない人が、なぜ初期霊言集やヘルメスの物語を書けたのか不思議でした。
しかし、善川氏、富山誠氏、中川静子女史の人となりを知り、ようやく納得できました。
そして現在、なぜ大川隆法氏が未完であるヘルメス物語の続きを書けないのか、得心いたしました。

私が初期霊言集を「いい」と感じるのも道理です。
宗教遍歴を重ねた善川氏が各宗派の「素晴らしい部分」を取捨選択し、富山氏が矛盾点を整理し体系づけ、中川静子女史が文体に格調を与えたと考えれば、私なんかはコロッといって当然です。

しかしアルゴラブさんの体験談で「善川氏は山っ気も持ち合わせた人物」という事がわかりました。
また、素人の火遊びで「コックリさんの真似事」をしていた事実も知りました。
各宗派の「素晴らしい部分」を継ぎ合わせているので「言っている事」は大筋で素晴らしいのだと思います。
しかし「やっている事」および「その動機」には不純なものが混じっているのが『幸福の科学』だということを確信いたしました。

アルゴラブさん、いろいろな証言ありがとうございます。
今日まで資料を保管していただいた事に、本当に感謝いたします。 


【転載元】
『幸福の科学』撲滅対策本部★したらば営業所 資料集(by ウエスト)






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