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幸福の観測所(by UMA氏)
興味深い記事がありましたので、一部抜粋して紹介します。

きずな「最大多数の最大幸福」

<新約聖書・マタイによる福音書第18章より引用。>
あなたがたは、これらの小さい者のひとりをも軽んじないように、気をつけなさい。
あなたがたに言うが、彼らの御使たちは天にあって、天にいますわたしの父のみ顔をいつも仰いでいるのである。
〔人の子は、滅びる者を救うためにきたのである。〕
あなたがたはどう思うか。ある人に百匹の羊があり、その中の一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を山に残しておいて、その迷い出ている羊を捜しに出かけないであろうか。
もしそれを見つけたなら、よく聞きなさい、迷わないでいる九十九匹のためよりも、むしろその一匹のために喜ぶであろう。
そのように、これらの小さい者のひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではない。
 
私はクリスチャンではないし、聖書を愛読しているわけでもない。でも、ここの部分は真理だと思う。
 
人間には、健康な人もあれば、ハンディキャップを負った人もいる
(肉体的な意味でも精神的な意味でも)。
健康な人は、ハンディキャップを負った人をいたわる義務があると思う。
 
しかるに、「幸福の科学」では、ベンサムの言葉を持ち出して、「最大多数の最大幸福」ということを言っている。

それはつまり、迷わないでいる九十九匹のために、迷った一匹を見捨てるということである。

信者からは異論があるであろうが、実際の行動はそうなっている。

批判勢力は「悪魔」と言って追い出したり、「ゴキブリ」と言って切って捨てようとする。
また、「金持ちが多いほど、全体的な利益は多くなるのだ」と言って、「格差社会」を肯定している。

竹中平蔵の新自由主義的考え方に基づく小泉改革により、格差社会は拡大した。
その結果、貧困層は拡大し、「きづな」からはぐれる人々も続出するようになった。
私は、そういう考え方には絶対に賛成できない。
それは、信者であった時から、薄々、思っていたことである。
私のような考え方を持つ者が「幸福の科学」を離れることになったのは、必然であったと思う。
 
「きづな」からはぐれる人を、私は出したくない。
私は、全ての人が「きづな」によって繋がれ、一人も孤独を感じることのない社会、それがユートピア社会だと思う。
「幸福の科学」は、「仏国土ユートピア社会の実現」などと言いながら、逆の方向へ向かっている。

私は、「幸福の科学」のせいで、友人を多く失った。
恋人も失った。親子の縁も失いかけた。

「幸福の科学」の思想の根底には、「一千億年の孤独」というのがある。
だから、どこまで行っても孤独なのである。
 
「幸福の科学」の退会を切っ掛けに、それまで封印されていたものが解けたように、それまで未知だった人との繋がりが次々とできてきた。
今の私には、多くの「きづな」がある。
これは本当に有難いことだと思っている。
 
「幸福の科学」の人に言いたいのは、そうやって特定の指導者の下に集まり、一定の思想を奉ずるグループを作って活動するのは構わないのだけど、「自分たちだけが特別」という意識を捨てなければダメだと思う。
「自他一体」とか言いながら、自他を分け隔てる教えばかりがある。
例えば、「世間の人の半数以上は地獄に堕ちている」と言う一方で、「幸福の科学の信者で地獄に堕ちた人はいない」とも言っている。
「国民はマスコミに洗脳されている」と言ったり、世間の人を敵視したり、世間の人をレベルが低いものと見なしたりする教えが非常に多い。
「宇宙の法」というのが説かれ始めて、その傾向が益々加速している。
「私は○○星人である」とか言って、自他の差別意識はどんどん強くなっている。
仰木の里の住民に対しても、差別意識が非常に強く、協調性が全く感じられない。
 
「格差社会」の先にユートピアはない。
「最大多数の最大幸福」は、所詮は机上の空論であって、断じて神の望むユートピア社会などではない。

健康な九十九匹の羊が、迷っている一匹の羊のために心を配る社会、それがユートピア社会だと私は思う。

どんな悪人でも、人間である限り、一人も脱落させてはならない。
それが、ここまで多様な人間を創造されている神の意志だと思う。
そういう「自分たちだけは特別」という意識は、自他を分け隔てるもので、人と人との「きづな」を引き裂いていくものです。
 
私は、「幸福の科学」の中の、「ユートピア社会を実現しよう」とする意志は認めます。
しかし、実際の「幸福の科学」の教えの内容は、ユートピア社会実現のためには害悪でしかありません。だから、私は、「幸福の科学」が完全に潰れるまで、アンチ活動を続けます。

かつての仲間である「羊」たちが迷い続けている限り、私は最後の一匹まで、探しに行くつもりです。
一生をかけて、探しに行くつもりです。

全文はこちらへ..........


【転載元】
幸福の観測所(by UMA氏)
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宗教団体「幸福の科学」に約二十年間在籍していた元信者です。幸福の科学が信者に見ないように指導している内部告発、退会者からの情報や意見を、現信者である親友Kさんのための参考資料としてまとめていこうと思っています。

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