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楽山日記(by 自由)
興味深い記事がありましたので紹介します。

幸福の科学と私 諦観
2013/3/15

諦観
 
幸福の科学の会員となって、何を学んだか考えてみたいと思います。
 
幸福の科学の教えは、与える愛、反省、常勝思考、伝道論、その他、沢山あります。私は書籍を読んだり、講演を聴いたりしながら、これらの教えを学びました。
 
が、正直な話、実感としては、これらはあくまで心の表面についた知識にしかすぎないような気がします。これらの教えは、いずれは心の表面から剥げ落ちていってしまうのかもしれません。
 
私は、幸福の科学の教えが無価値であるといいたいのではありません。私がいいたいのは、その教えが私の心の奥底までは食い込んできてはいないように思えるというだけのことです。そしてこれはあくまで私の主観の上での話です。
 
   *
 
では、私は幸福の科学の会員となって何を学んだのでしょうか。
 
どうもそれは諦観であるように思います。換言すれば、いわゆる諦めです。相手に期待しないことといえるかもしれません。
 
幸福の科学の教えには、諦め、諦観という考え方はほとんどないようです。ですから、これは当たり前ですが、私は幸福の科学の教えによって諦観を知ったのではありません。私が諦観を知ったのは幸福の科学の教えを学んだからではなく、幸福の科学の活動を通して知ったのです。
 
   *
 
大川隆法は、幸福の科学に集ってくる人たちは皆エリートであるというようなことを繰り返しいってきました。
 
そういう大川隆法の言葉を素朴に信じていた私は、幸福の科学の会員を尊敬していました。尊敬しすぎるくらいに尊敬していました。あまりに尊敬しすぎて、彼らが皆、生身の人間であることすら、すっかり忘れていたくらいです。
 
ところが、先祖供養祭の前後でしょうか。その頃になって、これは私の勘違いであることに気付きました。
 
実際の彼らは、大川隆法の言うようにエリートではありませんでした。人の悪口はいわず、陰口もいわない人格者ではありませんでした。一般の会員だけでなく、支部の職員でさえも、よくよく見てみれば、ごく普通の生身の人間であったのです。
 
彼らが生身の人間であるというだけなら、べつに驚く必要もないかもしれません。しかし私は、彼らは皆偉い人であるとばかり思い込んでいたので、実際の彼らの姿に気づいたときには本当に愕然としました。その場にくずおれて、おいおい泣きたくなりました。
 
   *
 
幸福の科学には、与える愛という教えがあります。そして、与える愛の対極にあるのは奪う愛です。
 
ひょっとすると、過度の期待とは奪う愛であるのかもしれません。過度の期待は、自分の望み通りの人であって欲しいという思いの押し付けに相違ないからです。
 
とするならば、私が幸福の科学の会員に失望したのは、過度の期待、つまりは奪う愛のせいだったかもしれません。
 
諦観、諦め、期待しない。
 
これらは誰が聞いても、心地よい響きの言葉ではないでしょう。しかし心の隅では、常に意識しておくべき言葉ではないかと思います。過度の期待という奪う愛を避けるためにです。
 

【転載元】楽山日記(by 自由)

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宗教団体「幸福の科学」に約二十年間在籍していた元信者です。幸福の科学が信者に見ないように指導している内部告発、退会者からの情報や意見を、現信者である親友Kさんのための参考資料としてまとめていこうと思っています。

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