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最近始まったブログ「米国講演希望のブログ(by 米国講演希望氏)」
ブログ主さんのとても考えさせられる記事がありましたので紹介します。
(※この記事は元誌友会員米国講演希望氏の4回分のブログ記事を一つの記事にまとめてあります。)
 
<ブログスタート>
2012-11-22
 
ブログを開始します。
HSのことを忘れかけていましたが、10月に大川氏がオーストラリア講演することを知り、再びネットのHS関連記事を見るようになりました。
大川氏はウガンダや東南アジア、インド亜大陸、ブラジル等で講演しているようですね。
 
大川さん、なんで南にばかり行くのですか? 
落ちぶれた芸能人がドサ回りしてるみたいですよ。 
日本より緯度の高い北半球で勝負できないのですか?北半球に大都会は一杯ありますよ。
 
ニューヨーク、LA、ロンドン、パリ、ベルリン、ローマ… 
 
ニューヨークなら土地勘もあって懐かしいでしょう? 
かつての勤務地は、911テロ攻撃で倒壊してしまいましたが…
法話ではなく日本のかんたれ祭りのような派手な大講演会をリクエストします。
大講演会なら、マジソン・スクェア・ガーデン辺りか、あるいは国連本部かヤンキー・スタジアムでもいいですよ。
大川さん昔国連で演説したいと発言されましたね。
母校の、卒業できなかったニューヨーク市立大学大学院でもいいですよ。
 
田舎ばかりで講演しているとカッコ悪いですよ。 
 
 
<元暴走族、浦島太郎 or シーラカンス?>
2012-11-23
 
退会して21年も経ちました。
現在のHSは昔と完全に変わってしまいました。
元暴走族が二十歳で卒業して堕落しきった後輩達を眺めているような感じです。
シンパから浦島太郎と揶揄されることもあります。
確かに最近のことはよく知りません。
でも初期の教えはよく覚えています。
活字化されてないでしょうが、初期の大川さんの講演テープで納得できたものを挙げてみます。
 
・先祖供養をする宗教は間違っている。
・お布施を強要する宗教は間違っている。
・ご利益を求める宗教は間違っている。
・他宗を攻撃する宗教は間違っている。
・グッズを高値で売り付ける宗教は間違っている。
・主張がコロコロ変わる宗教は間違っている。
・教祖を生き神さまと崇める宗教は間違っている。
 
全部現在のHSに当て嵌まるではないですか。
これだけ言行不一致が甚だしいとお見事としか言いようがありません。
今頃こんな古い話を持ち出すと、私は浦島太郎を通り越したシーラカンスなのでしょうか。
 
 
<退会の決意>
2012-11-24
 
私は1991年に『永遠の仏陀』を読んで退会を決意しました。
読む度に胸が悪くなる。
永遠の仏陀の威張りくさった物言いに反発していました。
 
本の中で「信仰のロープを離すと地獄に堕ちる」と脅迫めいた記述がありました。
向こう気の強かった私は、「上等だ。やれるもんなら、やってみろ!」と思っていました。
信仰のロープで繋がることが、永遠の仏陀の奴隷になることだと思いました。
そんなロープは、こちらから断ち切ってやる。
たとえ地獄に堕とされても、奴隷になるのは御免だ。
 
でも少し未練と恐怖心があったので「3年待とう」と思っていました。
大川さんは50年間法を説くと言った。
3年待ってまともなら、また戻ろうと思っていました。
 
1991年当時、伝道に狂奔する信者を冷ややかに見ていました。
HSの掲げるユートピア建設が「大教団建設」に過ぎないことを初めから見抜いていました。
本を読んで感動しただけの、全く悟っていない信者たち。
そんな人間が増えても、ユートピアなど出来ない。
それはユートピアの対極にある「地獄」そのものである。
信者たちは、ありもしない砂上の楼閣「バベルの塔」を建てようとしている。
絶対に失敗すると確信していました。
 
1991年8月末に退会して、たった2日後に講談社フライデー事件が起きました。
3年も待つ必要は無かったのです。
私の疑念が正しかったことを大川さん、信者と教団が完全に証明してくれました。
あんなに嬉しいことは無かった。
我が人生のクライマックスの一つでした。
 
1991年当時「時代は今幸福の科学」というキャッチコピーがありました。
そう、1991年が幸福の科学のピークでした。
1991年で幸福の科学は終わったのです。
 
 
<入会の経緯とその後>
2012-11-28
 
私は1987年に初めて大川さんの本を読みました。
高橋信次霊言集でした。
新聞広告で見て、ぶったまげたからです。
感想は半信半疑でした。
生前の高橋氏を全く知らなかったので。

氏の没後、80年代に氏の著作を読んで「面白い」とは思っていました。
他のオカルト本とは一線を画するものがあったからです。

肉体から離れたもう一人の自分、霊子線、魂の本体と分身、表面意識と潜在意識、天国へ繋がるエレベーターなど、子供だった私は目を輝かせて読んでいました。
親はGLAとは無関係でしたが、家に本があったのです。
『心の発見』の出版社は経済界でした。
 
87年以降、市販されている全ての大川さんの本を読みました。
未だ半信半疑でした。
当時、80年代の大川さんは出身地と顔写真を全く公開していませんでした。
そのくせ略歴を見ると「東大法学部、大手商社、ニューヨーク大学」
<注:ニュー ヨーク市立大学では無い>と判で押したように書いてあります。
顔写真を公開しないのはわかるが、出身地を記載しないのは何ゆえか?
出身地を記載するのは 普通だと思うが。
大川隆法と名乗る「どこの馬の骨」ともわからない人物に対して強い警戒心と興味を抱いていました。
 
1989年に地元で講演会がありました。
願書を書く必要の無い「誌友会員制度」というものを初めて知り入会しました。
私が正会員の願書を書いていたら、落ちていたでしょう。
大川氏と幸福の科学に強い疑念を抱いていましたから。
 
1990年に「サンライズ90」 という大伝道計画が始まりました。
支部の集いで伝道(人集め)と献本(本のバラ撒き)に反対してしまった私は皆に総スカンを食らってしまいました。
他の会員は「新世界を創る」というスローガンに夢中になっていました。
冷や水を浴びせてしまった異分子の私が例外的すぎたのでしょう。
私は教祖や教義の受け売りをしない、自分の意見を述べる人間だったのです。
仲間外れになってしまった私は、その後支部の集いや講演会に参加することは無くなりました。
 
翌1991年、有名な講談社フライデー事件が起きました。
自分の予想が見事に当たって嬉しかったですね。
大昔のことですが、90年に私を冷笑していた会員たちは、苦虫を噛み潰す思いだったでしょうね。
でも私も嬉しい気持ちばかりではなく、少しは悲しかったです。
自分が少しは期待した教祖と教団の「化けの皮」が完膚なきまでに剥がされてしまったのですから。
私も失意と挫折感を味わっていました。
 
 
<休眠会員のすすめ>
2012-12-01  
 
アンチの中には退会を熱心に呼びかける人がいます。
私はちょっと違います。
積極的に退会を勧めようとは思いません。
未だに大川さんと現在の教義を熱心に信じている人は「どうしようもない」と諦めています。
「バルタン星人の霊言」なんてまともに信じられますか?
ギャグか世迷言としか思えません。
 
2009年の選挙で、私の知っている人(面識はない)が二人立候補していていました。
昔の支部長とナンバー2でした。まだ続けていたのか、辞めてなかったのかと驚きました。

初期からの古い信者さんは、面子や世間体もあって辞めにくいのでしょうね。
自らの長い信仰生活を否定しなければならないわけですから。

言い換えれば、自分の人生を否定することなのです。
そんな彼らも心の奥底では疑問を感じているのではないでしょうか。
 
高齢の人は別として、人間一生洗脳が解けないということはまず無いと思います。
人間には良心があるからです。
個人差はあれ、死ぬまでに必ず気付く瞬間が来ます。気付きが早く訪れることを願っています。
 
洗脳が解けて退会して日の浅いアンチの人ほど、熱心に退会を勧めるように見えます。
洗脳が解けた喜びが大きいゆえ、そうなるのでしょう。
一種の「逆伝道」でしょう。
でも、「ちょっと待って」と私は言いたいです。

信者さんは皆一人ずつ立場が異なるからです。
宗教を長く続けた人ほど退会は難しいと思います。
そういう信者さんへの「思い遣り」が、自戒も含めてアンチには必要だと思います。
 
疑問を感じている信者さんは、まず「休眠会員」になることをお勧めします。
埴福を止め、適当な理由を作って活動から遠ざかる。
会から距離を置く。
会員籍さえ置いておけば「退転した、棄教した、魔が入った」などと批判されることも少ないでしょう。
休眠会員になって徐々にフェードアウトしていくのが「ソフトランディング」と私は考えます。



【転載元】「米国講演希望のブログ(by 米国講演希望氏)」
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宗教団体「幸福の科学」に約二十年間在籍していた元信者です。幸福の科学が信者に見ないように指導している内部告発、退会者からの情報や意見を、現信者である親友Kさんのための参考資料としてまとめていこうと思っています。

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