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<幸福の科学根本教義批判>

第三章「反省の原理」批判

「予言」が外れても反省しない
 
 大川隆法は、八〇年代から九〇年初頭にかけて、「宵言集」を沢山出版し、教勢を拡大した。しかし、その内容にツッコミを入れられ始めると、九四年、「方便の時代は終わった」と言って、全てを高橋信次(霊)の責任にして、用語の大々的な変更を行なった。「自分が悪かった」とは言わないで、「全ては高橋信次のせいである」とした。

 九一年には『ノストラダムス戦慄の啓示』という本を出版し、映画も制作して九四年の「方便の時代が終わった」以降に公開した。その本や映画の中でも、また自らの講演会等でも、「一九九九年にポールシフトが起きる」ということを何度も繰り返し述べてきた。しかし、一九九九年には何も起こらなかった。その際にも何の反省の弁もなく、教団の機関
誌「ザーリバティ」に「景山民夫の霊言」という形で寄稿し、以下のように述べている。

 私も関心の深かったあのノストラダムスにも会いました。「一九九九年の恐怖の予言は何だったのですか」と伺ったところ、「『太陽の法』が東の国で説かれ、ヘルメスの繁栄が甦った時、わが予言は朝露の如く消えるしかないのだ」とのことでした。
 『太陽の法』の全世界的な広がりと、一九九九年の「繁栄の法」の雲的パワーが、時代の運命を変えたのだそうです。
 以前、「バックートウーザーフューチャー」という映画がありましたが、予言者の描いたストーリーも、九次元大雪(大如来)の奇跡のパワーが本格的に働き始めると、水飴のようにグニャグニヤにねじ曲げられてしまうのだそうです。
http://www2.synape.ne.jp/y-maeda/121.htmょり抜粋)

 と。見事な「マッチポンプ」である。しかも、「霊言」という形で言い訳をして、自分では責任を取ろうとしないのである。
 
 今年も年初に『天照大神のお怒り』などと言ってまた富士山が噴火するだの言い、『ファイナルージャッジメント』とかいう映画で「中国が攻めてくる」などと言い、秋に公開予定の『神秘の法』とかいうアニメ映画では「宇宙人が攻めてくる」というようなことを言うようだが、また同じ手を使ってくるだろう。

 つまり、恐怖の予言を(憲一言という形で)行い、何かが起きれば「ほれみろ、当たったじやないか」と言って喧伝し、何も起きなければ霊に「大川隆法の力で止めたのだ」と言わせるのである。どっちに転んでも痛くないという、まことに見事な手法である。

【教義批判一覧】
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<幸福の科学根本教義批判>大川隆法の霊的真実を探る まとめ
 
 
【転載元】幸福の観測所 http://antikkuma.hatenablog.com/
【著作者】TSI研究会(UMA) にほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学 批判・告発へ
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