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<幸福の科学根本教義批判>

第五章 大川隆法の霊的真実を探る

「ヘルメス」の真実の姿

 まず、ヘルメスから見ていく。
 
 大川隆法の魂は、他人の業績を横取りすることに特徴がある。
 
 今世に於てもそうであり、高橋信次の教えを丸々パクつていながら、それを自分の業績であるかのように振る舞っている。自分は「神々の主」であり「根木仏の下生した存在」であって、世界のあらゆる事象について「根源は自分である」ということを言っている。それから、「未来社会は私の言葉の上に築かれる」とも言っている。(これは、究極のビッグマウスである。)
 
 自分が他人の業績を奪うことを得意としているくせに、反対に、逆ギレのように他人が自分の業績を奪ったかのように言うことも特徴である。今世、高橋信次の方が先達であるにも関わらず、高橋信次のことを「自分(大川隆法)の立場を奪い、教団を乗っ取ろうとした」という風に弾劾したこともあった。
 
 また、幸福の科学の教義では、ギリシヤ神話に於てはヘルメスが不当に低く評価されているとしている。「本来はヘルメスが主宰神であったのに、ゼウスがその地位を乗っ取って今の姿になったのだ」という風に言っている。ところが、歴史が伝えていることはその正反対である。その点について、詳細に見ていこうと思う。
 
 オリュンポス十二神の一柱。旅人、泥棒、商業、羊飼いの守護神であり、神々の伝令役を務める。能弁、体育技能、眠り、夢の神とも言われる。その聖鳥は朱鷺及び雄鶏。
(wikipediaの「ヘルメース」の項より。以下同じ)
 
 「能弁」という所はよく当たっている。また、大川隆法の得意技は霊界通信であり、経済的なことにも明るい。「商業の神」、「神々の伝令役」と言った所はよく当たっているということは、信者ですら認めるだろう。とすると、並記されている「泥棒の神」というのも真実に近いと推測される。
 
 主に頭に丸い翼の付いた旅行帽(ベタソス)を被った姿で表され、神々の伝令の証であるケーリュケイオンという杖と、履く事によって空を飛ぶ事ができる黄金の翼が付いた魔法のサンダルータラリア、そして武器である鎌(ショーテルとも)・ハルペーを持つ。
 
 「ケリューケイオンの杖」と「黄金のサンダル」は、幸福の科学でもでもよく描かれるが、実際に伝えられている神話では、「鎌」を持っているのである。ヘルメスは「冥界の使者」とも言われるが、鎌を持っていることから、実は死神の一種なのだろう。ここで、「没落の法則」で指摘した「エルーカンターレ=疫病神」説が真実味を帯びてくる。神は神でも、疫病神かつ死神系統の神である。
 
 ヘルメースは早朝に生まれ、昼にゆりかごから抜け出すと、まもなくアポローンの飼っていた雄牛五〇頭を盗んだ。彼は自身の足跡を偽装し、さらに証拠の品を燃やして雄牛達を後ろ向きに歩かせ、牛舎から出た形跡をなくしてしまった。翌日、牛達がいないことに気付いたアポローンは不思議な足跡に戸惑うが、予言によりヘルメースが犯人だと知る。激怒したアポローンはヘルメースを見つけ、牛を返すように迫るが、ヘルメースは「生まれたばかりの自分にできる訳がない」とうそぶき、ゼウスの前に引き立てられても「嘘の付き方も知らない」と言った。それを見たゼウスはヘルメースに泥棒と嘘の才能があることを見抜き、ヘルメースに対してアポローンに牛を返すように勧めた。
 
 この伝承によれば、ヘルメスは「生まれつきの泥棒」であり、「生まれつきの嘘吐き」である。一方、大川隆法は生まれた日が七月七日でないにも関わらず、七月七日であると偽っている。こちらは「生まれた日が嘘」であり、ヘルメスの「生まれながらの嘘吐き」ということと、不思議とリンクしてくる。
 
 ある時アプロディーテーに惚れたヘルメースは彼女を口説いたが、まったく相手にされなかった。そこでヘルメースはゼウスに頼んで鷲を借りてくると、その鷲と泥棒の才能を使ってアプロディーテーの黄金のサンダルを盗んだ。ヘルメースはこのサンダルを返す事を条件に関係を迫り、彼女を自由にした。
 
 ここでも泥棒である。黄金のサンダルは、アフロディーテから奪ったものだったのである。幸福の科学の神話では教えられない「真実」がここにはある。
 
 ヘルメスはとにかく悪知恵が働き、策略や裏切り、盗み、詐欺、スリなどに関わる全てのものの化身とされる。(http://www.asahi.net.or.jp/~cs7t-ftm/fantasy/greek/herems.htmより)
 
 「ヘルメスは」の所を「大川隆法は」と読み替えてみると面白い。本質を突いているように思う。大川隆法を観察していると、詐欺師の才能が飛び抜けて高いことが分かる。とにかく悪知恵が働く。

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【転載元】幸福の観測所 http://antikkuma.hatenablog.com/
【著作者】TSI研究会(UMA)
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