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<幸福の科学根本教義批判>

第五章 大川隆法の霊的真実を探る

大川隆法が再誕の仏陀であっても構わない
 
 「大川隆法は再誕の仏陀である」という命題と「大川隆法は再誕の仏陀ではない」という命題は、いずれか一方のみ真である。アンチとしては、当然、後者の方を選択するわけであるが、仮に「大川隆法は再誕の仏陀である」としても、私は不都合がないように思う。
 
 というのは、私か思うに、仏教には毒素が多い。幸福の科学では「仏教を信奉すれば平和になる」などと宣っているが、物部氏と蘇我氏の骨肉の争いは、仏教が入ってきたせいで起きたものである。しかも、仏教を信奉する蘇我氏の方が天皇殺しという大罪を犯したのである。どこが平和だろうか。
 
 支那の三国時代、窄融という名の仏教を信奉する武将がいた。三国志マニアなら知っているだろうが、「南の呂布」とも言われるほど、裏切りを繰返し、暴れ放題をやった男である。一方で寺院を建立し、四月八日には法会を行なったりしながら、一方では略奪も平気でやっていた。どこが平和だろうか。戦国時代、一向一揆を起こし、各地で更なる戦乱を引き起こしたのも仏教である。どこが平和だろうか。
 
 更に、「反省」の章でも述べたが、仏教には歪みが多い。女色が禁じられているからと言って、第二次性徴前の男の子を「稚児」と称して男色の対象として抱いたりするという衆道文化もその一つである。
 
 幸福の科学でも高級霊の一人として取り上げられることの多い吉田松陰であるが、吉田松陰は生前、仏教を否定していた。妹の千代に宛てた手紙の中で、「佛と申すものは信仰するに及ばぬ事なり」とハッキリと述べている。信仰を否定しているわけではなく、日本の神様に対しては「崇め尊ぶべし」と説いている。私はこの吉田松陰の態度には賛成で、仏教には、もちろん正しい部分もあるのだが、どうも、毒素(人を惑わす要素)が多すぎるように思われてならない。
 
 とすると、仏陀は大川隆法の過去世であっても問題ない。大川隆法が再誕の仏陀だとするなら、恐らく、二五〇〇年前もビッグマウスで、口だけは達者で、論争で負けることは無かったのであろう。例えば、「元々王族出身だったが、その地位を捨てて六年修行した」ということになっているが、それも本当かどうかは怪しい。インド人は基本的にホラ吹き
であるので、誇張している可能性も高い。伝承などは当てにならない。
 
 全国の仏教徒には失礼かも知れないが、過去の宗教というのは、やはり、迷信が多く含まれている。生れて七歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言ったことを信じるのは、旧来の「信仰」であるが、やはり「迷信」である。鰯の頭を拝んで有り難がることと大差ない、「思い込み」の世界である。
 
 大事なのは、迷信を取り除いた真理だけである。「転生輪廻」という思想そのものは、バラモン教のものであり、仏教とは無関係である。仏教は寧ろ輪廻ということを否定しようとした側である。
 
 それでは、真理とは何であるかと考えると、真理というのは普遍のものであり、別に仏教でなくともいい、ということになる。「特定の宗教に人信しなければ学ぶことができない」というものは、既に普遍の真理とは言えないので、真理ではない。吉田松陰のように、「仏と申すは信仰するに及ばぬ」と結論するのが正しい姿勢だと私は思う。

【教義批判一覧】
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<幸福の科学根本教義批判>大川隆法の霊的真実を探る まとめ
 
【転載元】幸福の観測所 http://antikkuma.hatenablog.com/
【著作者】TSI研究会(UMA)
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